ネット銀行(ネットバンク)とは?ネット銀行のメリットとデメリット11選

副業

一昔前までは、「銀行」と言えば現実のお店を指すことが一般的でした。しかし現在では、インターネットを拠点とした「ネット銀行」が、日常生活の深くまで浸透してきています。
ただ、身の回りでネット銀行を利用する人は多いものの、未だに詳しい実態などについてよく知らないという人も少なくないでしょう。一体ネット銀行とはどんなもので、どういった点が便利なのでしょうか。

本記事では、ネット銀行について詳しく知りたいという人のために、その意味やメリット・デメリットを紹介していきたいと思います。

ネット銀行(ネットバンク)とは

ネット銀行(ネットバンク)とは

まずは、「ネット銀行(ネットバンク)」の定義から見ておきましょう。ネット銀行とは、簡単に言えば、「ネットバンキングを専業で行う銀行」という意味の言葉です。
インターネットでの取引が業務の中心であり、従来の銀行のような実際の店舗を持っていないか、あるいはあっても少数に限られる銀行を、ネット銀行と呼んでいます。ネット銀行の「ネット」とは、もちろん「インターネット」を意味しています。

実店舗がなくても、お金の引き出しはコンビニATMで可能です。また、それ以外の振込や残高照会といった手続きは、全てスマホ・パソコンなどで行うことができます。

何となく通常の銀行とは異なるイメージを抱きがちですが、実際にはネット銀行も銀行免許を取得している正式な銀行であり、倒産時にも預金が保護される「預金保険制度」に加入しています。

メリット

メリット

ネット銀行の意味については上記の通りですが、それでは実際にネット銀行を利用する上での利点は、どのような部分にあるのでしょうか。ここでは、手数料や金利などに関するネット銀行のメリットについて、詳しく説明していきましょう。

手数料の安さ

「ネット銀行(ネットバンク)とは」の項目で見たように、ネット銀行には実店舗がないか、あってもごくわずかとなっています。そのため、人件費や維持費に経費を割く必要が少ないという特徴があります。その分を業務の質の向上に回せるというメリットがあり、実際に都市銀行や地方銀行と比べても、サービス内容は充実している傾向があります。また同じ理由から、ATM利用手数料や振込手数料の無料回数サービスなどが、従来の銀行より安く設定されているケースも目立ちます。

預金金利が比較的高い

ネット銀行には、「預金金利が比較的高い」というメリットもあります。現在都市銀行などにおける定期預金の金利は、最低水準のままほぼ横並びの状態であり、特に差別化はされていません。それに対しネット銀行は、銀行ごとに定期預金金利に大きなバラつきがあります。そのため、「金利の高さ」を基準として銀行を選ぶことも可能となっています。
また、定期預金に関する手続きは全てネット上で完結できるという特性から、満期時の解約や自動継続が手軽にできるメリットもあります。

24時間利用が可能

ネット銀行のメリット、3点目は、「24時間いつでも利用できる」ということです。インターネットの手続きが一般化するまでの銀行では、振込や支払いのために、いちいち実店舗まで出かけなくてはなりませんでした。しかし、特に勤め人にとって、これは非常に不便な業態です。
それに対し、インターネットの取引を中心とするネット銀行は、お店に出向かなくてもスマホなどの操作でほとんどの取引を完結できます。時間も24時間対応が基本ですから、文字通り「いつでもどこでも」利用することが可能です。

提携のATMで入出金できる

ネット銀行には、「提携しているATMで簡単に入出金ができる」というメリットもあります。前述のように、ネット銀行は振込や支払い、融資に至るまで、ほとんどすべての業務をネット上で行うことができます。ただ、現金の扱いに関しては、どうしても実際の窓口が必要となります。しかしこれに関しても、各ネット銀行はコンビニATMなどと提携しているのが通常ですから、現金の入出金も最寄りのATMで手軽に行うことができます。
ただし、どのATMと提携しているかは、ネット銀行を選ぶ際に確認しておいた方が良いでしょう。

預金保護が適用される

多くの人がネット銀行に感じる懸念として、「倒産した場合預金が保護されないのでは」ということがあるでしょう。しかし、すでに述べたように、ネット銀行も国から正式に許可を得ている立派な銀行であり、すべて「預金保険機構」に加入しています。ですから、万が一破綻した場合でも、元本1,000万円までの円預金と破綻日までの利息等は、保護の対象となっています。
こうした点についても、ネット銀行を利用するメリットの1つに数えられるでしょう。

不正な引出しは補償される

ネット銀行についてのもう1つの懸念として、「不正引き出しの際補償されないのでは」といったこともあると思います。しかし、これについても心配はありません。ネット銀行における不正な預金引き出しについては、以下の様な申し合わせが2008年に全国銀行協会から発表されています。すなわち、「インターネットバンキングで預金を不正に引き出された場合は、たとえ銀行側に過失がなくても、預金者に過失がない場合は全額補償する」というものです。
この点も、ネット銀行を利用するメリットの1つに挙げられます。

デメリット

デメリット

ここまでネット銀行のメリットについて紹介してきましたが、もちろんいい面ばかりというわけではありません。便利そうに見えても、気を付けなければならない点はいくつもあります。ここからは、ネット銀行のデメリットについて見ていきましょう。

パスワードの管理が面倒

ネット銀行のデメリットとしては、まず「パスワード等の管理が面倒」という問題があります。ネット銀行は、時間や場所を問わずに手続きができる一方で、利用にはIDやパスワードの入力が必須となっています。最初にこれらを設定しておき、利用の都度画面に打ち込むことで本人確認を行う仕組みですが、このIDとパスワードを忘れた場合、本人であっても取引できない事態となります。しかもパスワードの入力ミスが重なると、アカウントは自動停止となるため、復旧のための連絡が必要になるという手間がかかります。

状況次第で利用できないことも

ネット銀行のデメリットには、「状況によって利用できない場合がある」というケースもあります。前述のように、ネット銀行には24時間いつでも使えるというメリットがありますが、常にそうであるとは限りません。例えばシステムメンテナンスが行われる時間帯は、ユーザーの利用は不可となっています。システムメンテナンスは深夜に行われるのが通常ですが、数時間はつながらなくなるので、不便には違いないでしょう。また、ネットワーク障害が生じた際も、利用ができなくなる可能性があります。

引き落とし口座に指定できないことも

ネット銀行のデメリット、3点目は、「引き落とし口座への指定ができない場合がある」ということです。例えばガス代などの公共料金や税金の引き落とし手続きをする際、ネット銀行の口座に対しては、引き落とし口座として認められない場合もあり得ます。こうした場合は、引き落とし可能な銀行口座を開設するか、またはクレジットカードによる支払いや、コンビニでの支払い等を行うしかありません。こうした点については、ネット銀行の不利な点と言えるでしょう。

セキュリティに注意する必要がある

「セキュリティに十分な注意が必要」という点も、ネット銀行のデメリットに挙げられるでしょう。ネット銀行は、IDやパスワードさえ正しく打ち込めば、誰でも手軽に利用することが可能です。しかしその反面、第三者に不正に利用されやすいという特徴もあります。実際に、ウィルス感染やフィッシング詐欺などにより、不正送金の被害に遭う例が後を絶ちません。利用にあたっては、ワンタイムパスワードの利用や各種詐欺の手口を学ぶなど、ユーザー側の注意や努力も必要となってきます。

窓口での相談がしにくい

ネット銀行のデメリット、最後に紹介するのは、「実店舗の窓口での相談がしにくい」ということです。すでに述べたように、ネット銀行のほとんどは現実の店舗を持たないか、持っていてもごく少数となっています。そのため、細かい質問などについては、主にメールや電話等のテレコミュニケーションで行わなくてはなりません。しかし、例えばローンなどの相談については、対面で細かい点まで突っ込んで話をしたいという人も多いでしょう。こうした点も、ネット銀行の難点の1つとなっています。

Source: 社会人の教科書

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