仕事のやる気が出ない10の原因と17の対策方法

副業

「出社しても仕事をする気がわかない」「会社に行きたくない」といった気持ちは、誰しも一度は抱いたことがあるでしょう。しかし、こうしたことがしょっちゅうだと、かなり困った事態と言えます。やる気のなさは周囲にすぐに伝わりますし、職場全体の空気も悪くしかねません。
では、そもそもなぜ、仕事でやる気が出なくなってしまうのでしょうか。その理由と対処法が知りたいところです。

そこで本記事では、仕事でやる気が出ない原因と対策、そしてやる気を維持する方法について紹介していきたいと思います。

原因

仕事でやる気が出ない原因は、一種類だけではありません。さまざまな状況が関係していることが考えられます。意欲を取り戻す対策を取るには、最初にそうした種類ごとの原因を知っておく必要があります。そこでまずは、仕事のやる気が出ない原因について、いくつかのケースに分けて見ておきましょう。

仕事が原因

会社勤めで仕事に対してやる気が出ない時は、仕事自体に原因があることが少なくありません。では、具体的にどういった場合に意欲を失いがちなのでしょうか。この項では、やる気を失うことが多い仕事のケースについて見ていきましょう。

手間のかかる仕事が嫌

手間のかかる仕事が嫌

仕事でやる気が出ない原因として、まずは「手間がかかる仕事への嫌気」ということが考えられます。

例えば、大量の資料整理や棚卸、膨大なアンケート集計の実施といった多大な時間と労力を要する作業は、やる前から大変さを予想してしまってげんなりすることも多いでしょう。しかも大変な割に地味な作業ですから、なおさら気分は滅入ってしまいます。中には「手間のかかる仕事が好き」という人もいるでしょうが、大抵の場合、膨大な労力を使う仕事は嫌がられる傾向にあります。

頭を使う仕事が億劫

頭を使う仕事が億劫

仕事でやる気がでない原因には、「頭を使う仕事が億劫」ということも含まれるでしょう。

例えば企画書の作成や、データ分析の後レポートにまとめるといった頭脳をフル回転させなくてはいけないような仕事を前にすると、つい尻込みしてしまうといった具合です。このような仕事をやりつけている人であれば、特に問題は感じないでしょうが、新人や慣れない人はそうはいかないでしょう。何らかの対策をしない限り、ずっと苦手意識を引きずってしまうこともあります。

苦手な種類の仕事

苦手な種類の仕事

仕事でやる気が出ない場合には、それが苦手な種類の仕事であるということも、原因として考えられます。

例えば人前に出るのが得意でない人であれば、プレゼンや会議の場は億劫でしょうし、好きになれない同僚と組んで仕事をすることなども、やる気をそぐ一因となります。誰しも苦手なことをやるのは気が進まないものですが、会社の仕事であっても変わりはありません。やらなくてはならないと頭ではわかっていても、つい気分が沈みがちになってしまいます。

仕事内容が理不尽

仕事内容が理不尽

仕事内容に「理不尽さ」を感じることも、会社でやる気が出ない原因の1つに数えられます。

必然性があったり、やることに意義を感じるような仕事であれば、誰しも抵抗感なくそれに取り組めるでしょう。しかし、逆の場合はなかなかそうはいきません。「担当でない仕事を回された」「上司から雑務を押し付けられた」「自分にばかり仕事を振られる」といった理不尽な目に合うと、大抵の人のやる気は失せていきます。こうした原因についても、何らかの対策が必要になります。

仕事の終わりが見えない

仕事の終わりが見えない

「終わりの見えない仕事」も、人のやる気を失わせる原因の1つとなっています。

会社は人手不足なのにも関わらず、全体の仕事量はまったく減らない、というケースは多いでしょう。こうした場合は、1人が膨大な仕事を抱え、次から次に発生する業務をこなさなくてはなりません。最初はモチベーションを維持できても、このような状況が続くとやがては神経が疲弊し、むなしさを感じることも増え、ひいては仕事に対する意欲を失うことにつながります。

仕事の成果を実感しにくい

仕事の成果を実感しにくい

仕事についての成果が実感できないことも、やる気が出ない原因の1つとなっています。

大変な業務を苦労して仕上げたにもかかわらず、「もう必要ない」の一言で済まされたり、流れ作業のような淡々とした作業を延々とやらされるといったことがあれば、「何のために働いているのか」という疑問もわいてくるでしょう。誰しも働いた分の仕事に関しては、金銭だけでなく、達成感や手ごたえなどの精神的な報酬が欲しいものです。こうしたものが得られない時、何か対策がなければ、仕事の意欲を完全に失うこともあり得ます。

職場環境が原因

会社勤めでやる気が出ない原因には、仕事ばかりでなく職場環境が影響していることも考えられます。人間は、環境によって精神的なコンディションを大きく左右されるためです。この項では、職場環境によってやる気が出なくなるケースをいくつか見ていきましょう。

上司や同僚に恵まれない

上司や同僚に恵まれない

「会社の上司や同僚に恵まれない」ことも、仕事でやる気が出ない原因の1つに挙げられるでしょう。

例えば、部下のミスにはどんなに些細なものでもやかましく言う癖に、自分のミスには甘かったり、人によって態度を変えるなどの尊敬できない上司や、他人の陰口ばかり言う同僚などに囲まれていれば、日々のストレスは相当なものです。こうしたストレスへの対策をせず、放置したままにすると、次第に心が疲弊して仕事へのやる気も失せがちになってしまいます。

理想と現実の差

理想と現実の差

これは新人社員にありがちな原因ですが、「理想と現実のギャップ」もまた、やる気の喪失を起こさせます。

学生時代に華やかな活躍をしたことで、仕事も同じようにうまくいくと考える人は少なくありません。ところが、そうした人も社会に出ると、思うように結果が出せないことがよくあります。こうした壁は誰もが経験することですが、特に優秀さを自認する人間にとっては、理想と現実の差が耐え難く感じられることも多くなっています。その結果、仕事へのやる気を失ってしまうわけです。

自分が原因

仕事のやる気が出ない原因は、仕事内容や職場環境だけに求められるわけではありません。自分自身が原因である場合も多くなっています。以下の項目では、心身の状態や心の持ちようがやる気に与える影響について見ていきましょう。

心身の疲れ

心身の疲れ

「心身の疲れ」もまた、仕事でやる気が出ない原因の1つとなっています。

人間の身体は、ある意味機械と同じです。自動車でもパソコンでも、ずっと動かし続ければ不具合が生じやすくなるように、人間も長時間働き続ければ、疲労がたまって何らかの悪影響が生じやすくなります。近年は働き方改革によって、長時間労働の改善が叫ばれていますが、まだまだ徹底されているとは言えない状況です。こうした無理な働き方を続けることにより、身体的・精神的に疲れがたまり、ひいては労働の意欲を奪うことにもつながります。

責任感が過剰

責任感が過剰

会社の仕事に対しやる気が出ない原因には、「責任感が強すぎる」というケースも考えられます。
これは一見矛盾した言い方のようですが、やる気がないのはもともと無気力な人ばかりとは限りません。逆に責任感が強い人ほど、その思いが行き過ぎて、突如やる気を失ってしまうことがよくあります。これは引っ張りすぎたゴムが、ある時点で急に切れてしまう現象とよく似ています。「自分が率先してやらなくては」「常に成果を出さなくては」という思いが強い人は、特に要注意です。

対策方法

ここまでは、仕事でやる気が出ない原因についていろいろと見てきました。
それでは、この問題を克服するにはどうすればよいのでしょうか。

ここからは、仕事にやる気を取り戻すための具体的な方法や、それを維持していく方法について紹介していきましょう。

短期的にやる気が出ない場合の対策方法

会社勤めにおいては、その日の体調や仕事の種類などにより、なんとなくやる気が出ないという現象が起こりがちです。こうした短期的な意欲の減退については、どのように対処すればよいでのでしょうか。まずはその対策について見ていきましょう。

適度に運動する

適度に運動する

仕事で短期的にやる気が出ない場合の対策として、適度に運動することが効果的な場合があります。ちっとした運動の後、すっきりした気分を味わうことはよくあるでしょう。
これは、運動することで「セロトニン」という神経伝達物質が増えるためです。セロトニンには抗うつ効果がありますから、これが仕事へのやる気を取り戻すのに役立ちます。

本格的な運動でなくても、会社の休み時間などを利用して体操したり、軽くストレッチするなどの運動でも、一定の効果が見込めます。

頭の中をクリアにする

頭の中をクリアにする

原因の項目でも少し触れましたが、人間は面倒なことや苦手な仕事に対し、やる気を失うことが多くなっています。

これについての対策としては、まず頭の中を強制的に整理することが有効です。
例えば、「やりたくない」「やらなきゃいけない」という思考で堂々巡りを繰り返している場合は、手を叩いたり頬をはたくなどして強制的に思考を停止させます。そうして頭の中が一瞬クリアになったら、その機を逃さず仕事に取り掛かりましょう。そうすれば、あれこれ迷わず集中して仕事に取り組むことができます。

最低限のやるべきことを決める

最低限のやるべきことを決める

仕事が積み重なりすぎると、人はやる気が出ないことが多くなっています。

例えば、今日は10の仕事を片付けなくてはならないと思う場合、その考え自体がプレッシャーとなって意欲が減退しがちです。この対策としては、思い切って仕事のノルマを下げるという方法があります。「全部終わらなくていいから、とりあえずこの仕事だけはやる」という範囲を決めるわけです。これは、1つだけでもかまいません。そうすることにより、自然に肩の荷が下りて仕事にも取り組みやすくなるでしょう。

締め切りを宣言する

締め切りを宣言する

仕事のやる気が出ない場合の対策としては、「締め切りを決めて、それを宣言する」という方法もあります。

気分が乗らないまま仕事をしていると、集中できずにいつまでも終わらないといった事態になりがちです。これでは、他の仕事にもずるずる影響しかねません。ですから、思い切って1つの仕事を「いつまでにやる」とはっきり決め、会社の上司などに提出期限などを宣言してしまいましょう。これによって自分自身に活を入れ、やる気を目覚めさせることができます。

仕事開始の時間を決める

仕事開始の時間を決める

なかなかやる気が出ない仕事に手を付けるには、「開始時間をはっきり決める」という対策が有効です。

苦手な仕事に対し「やらなくちゃ」と「やりたくない」という思いが交錯して、結果的にずるずると後回しにしてしまったという経験は、誰もが持っているでしょう。こうした場合には、まず「〇時になったらやる」と具体的なスタート時間を決め、アラームをセットしておきます。そしてその時間になったら、他の仕事を中断してその仕事に取り掛かるわけです。こうすれば、嫌な仕事でも腹をくくって始めることができます。

やるべきことを書き出し、優先順位をつける

やるべきことを書き出し、優先順位をつける

仕事のやる気が出ない原因として、「やることが多すぎる」ということがあります。仕事が積み重なりすぎて、頭が軽いパニックに陥っている状態です。
こうした問題を解決するには、やるべきことをまずメモ帳などに書き出し、それに優先順位をつけるという対策がおすすめです。やることを具体的に書きだすことで全体像が把握できますし、優先順位をつけて高順位のものから手を付けていけば、混乱せずに仕事を進めることもできるでしょう。

机を整理する

机を整理する

仕事が溜まってやる気が出ない時は、机の上を片付けるという対策も効果があります。

仕事量が多い時は、その分だけ会社の机も散らかっていることが多いものです。散乱した書類や山積みのファイルを目にすれば、どうしても気分がげんなりしてしまうでしょう。そこで、まずは机の上をすっきり整理することで、フレッシュな気分で仕事に取り掛かることができます。
ただ、この際整理にあまり時間をかけすぎると逆効果なので、その点は要注意です。

長期的にやる気が出ない場合の対策方法

仕事のやる気が出ないのは、何も短い間だけとは限りません。気付くと長期間意欲が失われているということも多いでしょう。こうした場合は、どう対処すばよいのでしょうか。続いては、そうした対策法について見ていきましょう。

個人的な目標をクリアする

個人的な目標をクリアする

日頃働いていても、なかなか仕事のやる気が出ないという時には、個人的な目標を設定してそれをクリアするという対策がおすすめです。

目標を立てることで目指すべきものがはっきりし、自然に行動が起こしやすくなりますし、クリアしたときの達成感で次の仕事への意欲もわいてきます。
ただ、この時大切なのが、あまり大きな目標を立てないということです。大きすぎる目標は過度な頑張りを生みやすく、すぐに息切れして結局やる気を失わせる原因になるためです。

休みを取る

休みを取る

どうしても仕事のやる気が出ないという時には、思い切って休暇を取ってみるのもよいでしょう。

気分が滅入っているときに無理矢理テンションを上げようとしても、なかなかうまくいかないものです。空回りしてしまい、結果としてより状況が悪化することも少なくありません。それよりも、一旦仕事を忘れて気分をリフレッシュすることの方が効果的です。数日の間会社を離れ、趣味に没頭したり旅行に出かけるなどの対策を取ることで、自然と仕事への意欲もわきやすくなります。

環境を変えてみる

環境を変えてみる

長期間仕事のやる気が出ない原因としては、働く環境が身に合っていないことも考えられます。

日々働いていても何の手ごたえもない時や、仕事自体に興味が持てない、理不尽な目にばかり遭う、部署の人間関係になじめないといった時は、その可能性が高いと言えます。
こうした場合には、会社に部署異動を願い出てみるのも、対策の1つでしょう。合わない環境で無理にがまんするより、新しい環境に身を置いてみることで、無くしていた意欲もわいてくるかもしれません。

忙しくする

忙しくする

前述の「休みを取る」という方法とは真逆の対策ですが、「忙しくする」ことも、仕事のやる気を出す上で役に立ちます。

やる気が出ない原因としては、あれこれと考えすぎて身動きとれなくなってしまったり、何をすればよいかわからずに思考が停止してしまっているという場合も多くなっています。こうしたケースに対しては、各方面から仕事を取るなどしてわざと忙しくすることで、あれこれと迷う暇がなくなります。考えすぎて意欲がわいてこないという人には、有効な方法でしょう。

身の回りの状況を整理する

身の回りの状況を整理する

仕事のやる気が出ない場合には、身辺の状況が大きく影響していることが少なくありません。仕事が積み重なっているなどもそうですが、プライベートで何か問題があるなどの場合も、やる気に影響している可能性があります。
こうした時には、現在の身の回りの状況を、一度整理しておくのが対策として有効です。抱えている仕事や職場の環境、プライベートの悩みなどをノートに書き出してみましょう。そうして状況を整理することで、頭の中がクリアになって余裕ができ、行動しやすくなるはずです。

転職する

転職する

仕事でどうしてもやる気が出ないという場合には、最終的な手段として、「転職する」という対策法もあります。

何年やっても仕事に面白みが感じられない、達成感が得られないという時は、会社や仕事自体が合っていないことが考えられます。こうした場合は思い切って転職して、本当に興味のある世界に身を置いてみるのも、選択肢の1つでしょう。ただ、この場合は思いつきでやるのではなく、十分な考慮や準備をした上で決行することが大切です。

やる気を維持するための対策方法

このように、仕事でやる気を出す方法はいろいろですが、せっかく出たやる気がすぐにしぼんでは意味がありません。どうやってやる気を維持していくかも大事なポイントになります。
ここからは、その具体的な方法について見ていきましょう。

規則正しい生活を送る

規則正しい生活を送る

仕事のやる気を維持する対策には、毎日規則正しい生活を送ることが役に立ちます。

なぜならば、やる気を失う原因には、多くの場合生活習慣の乱れが関係しているからです。寝る時間が遅い、睡眠時間が足りないといった場合には、身体のリズムが崩れて働く意欲も減退してしまいます。帰宅後も遅くまで仕事をしたり、趣味で夜更かしするなどは避け、まとまった睡眠時間が取れるよう就寝や起床のタイミングは毎日そろえることを心がけましょう。

運動を習慣づける

運動を習慣づける

上でも述べたように、適度な運動をすることは、やる気を引き出す対策として効果的です。

そこで、毎日の生活に運動の習慣を取り入れることで、仕事のやる気を維持するのに役立ちます。運動の習慣といっても、ジョギングや筋トレなどのハードなものは必要ありません。数十分程度のウォーキングなど、軽いものでOKです。通勤時に2駅くらい歩くのも立派な運動ですし、会社でなるべく階段を利用するなども効果的でしょう。大事なのは、途中で投げずに毎日続けることです。

完璧主義から抜け出す

完璧主義から抜け出す

仕事のやる気を失っている人の中には、いわゆる「完璧主義」の人が少なくありません。こうした人の場合、完璧主義の思考から抜け出すことが、やる気を取り戻す対策になります。

このような人は、「仕事を完璧にこなしたい」という思いが強いあまり、それができないことが怖く、結局手を付けるのが億劫になってしまうという特徴があります。そういった自覚がある場合は、クオリティのハードルをやや下げるくらいがちょうどよいでしょう。力が抜けて楽になれますし、結果としてきちんとこなせることも多くなっています。

栄養のある食事を摂る

栄養のある食事を摂る

仕事のやる気が出ない原因には、食事内容が関係していることもよくあります。
脂っこい料理やジャンクフードに偏ったり、過度の飲酒をしている人は、栄養不足で働く意欲も失われがちです。

この対策としては、やはり栄養バランスの整った食事を心がけることが第一でしょう。と言っても難しく考える必要はなく、旬の野菜や果物を意識的に食べるといったことでOKです。旬の食材には栄養がたっぷり詰まっているため、身体の調子も整いやすく、やる気も自然に培われます。

Source: 社会人の教科書

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