「セグメント」の意味とは?使い方や例文、「セグメント」の具体例

「セグメント」の意味とは?使い方や例文、「セグメント」の具体例

社会人になって急に耳にする頻度が増える単語は多いでしょうが、「セグメント」という言葉も、そうしたものの1つではないでしょうか。まだこの言葉に触れたばかりの人の場合、漠然とした内容は分かっても、詳しい意味についてはよくわからないというケースも多いと思います。

今回はそうした人のために、ビジネス用語としての「セグメント」の意味や使い方について解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

「セグメント」の意味

「セグメント」とは

「セグメント」は、さまざまな分野で使われる言葉です。それぞれの細かい意味は微妙に異なりますが、大まかに言うと「分割されたものの一部分」という意味になります。
ある1つの大きなまとまりを、細かく分けたうちの1つを指す言葉です。

例えばコンピューター用語としては、「巨大ネットワークの構成要素となる1つのネットワークや、データのまとまり」を指しています。また、「ワンセグ」という場合の「セグ」も「セグメント」の略であり、この場合は「1チャンネル分の周波数帯域を13分割したうちの1つ」の意味になります。

ビジネス用語としての「セグメント」の意味

一方、ビジネス用語としての「セグメント」とは、「年齢や性別等の要素によって分けられた消費者の区分」を意味しています。例えば「年齢」の要素であれば、「子供」「若者」「大人」「高齢者」といった区分になりますし、「家族構成」であれば、「独身」「既婚者」「子供がいる/いない」などの区分に分けられます。マーケティングにおいては欠かせない概念であり、基礎的な用語として頻繁に使われています。

ちなみに、消費者をいくつかの「セグメント」に分けることを、マーケティング用語では「セグメンテーション」と呼んでいます。こちらもマーケティングにおいてはよく使われる言葉です。

「セグメント」の由来

カタカナ語としての「セグメント」は、英語の「segment」という単語に由来しています。「segment」の意味は、「区切り」「区分」「部分」といったものです。例えば「a segment of a straight line」という場合は「直線上の線分」という意味になりますし、「Owner of condo segment」という場合は、「マンションの区分所有者」の意味になります。

「セグメント」の使い方・例文

「セグメント」の意味は上記のようなものですが、実際にはどのように使われるのでしょうか。ここでは、ビジネス用語としての「セグメント」の使い方を、例文によって見ていきましょう。

例文:「顧客をセグメント化したことで、顧客タイプに応じた最適なアプローチが可能になった」

例文:「漫然と広い層に向けて売るのではなく、きちんとセグメントしたユーザーに売るべきだ」

例文:「“コンバージョンに至ったユーザー”のセグメントを分析して、キャンペーンの効率をさらに上げよう」

マーケティングで「セグメント」が重視される理由

マーケティングにおいて「セグメント」が重視されるのには、さまざまな理由があります。

まず挙げられるのが、「顧客によってニーズがそれぞれ異なる」という点です。例えばパソコンでも、個々人の用途や使用頻度などによって、選ぶ製品は変わってくるでしょう。この時にユーザーを「セグメント」を分けることで、こうしたそれぞれのニーズに対応しやすくなります。

また、「商品のコンセプトが明確になる」という理由もあります。さまざまな類似の商品があふれる中で、自社の製品を選んでもらうには明確なコンセプトを持つことが重要ですが、それには消費者を細かく「セグメント」化してターゲットを絞る作業が必要となります。

「セグメント」の具体例

ここまで「セグメント」の意味や使い方などについて見てきましたが、消費者は具体的に、どのような「セグメント」に分けられるのでしょうか。

顧客を「セグメント」する際は、4つのカテゴリーから考えるのが通常です。その4つのカテゴリーとは、「地理的変数」「人口動態変数」「心理的変数」「行動変数」になります。これら4つのそれぞれで、こまかい要素ごとに「セグメント」化されていきますが、以下でその具体例を見ていきましょう。

地理的変数

「地理的変数」は、「地方」や「人口密度」、「気候」といった要素から成ります。「セグメント」の具体例としては、例えば「地方」であれば、「関東」や「関西」といった区分が挙げられます。

人口動態変数

こちらのカテゴリーは、「年齢」「性別」「家族構成」「職業」などの要素から成ります。「セグメント」の具体例には、「職業」であれば「自営業」「サラリーマン」「会社役員」などが挙げられます。

心理的変数

「心理的変数」のカテゴリーは、「ライフスタイル」や「パーソナリティー」などの要素から成ります。「ライフスタイル」の要素であれば、「アウトドア派」や「ボランティア活動に意識的」といった「セグメント」が例として考えられます。

行動変数

このカテゴリーは、「使用率」や「ベネフィット(利益)」などの要素から成ります。「使用率」の場合、「ライトユーザー」「ヘビーユーザー」などが「セグメント」として挙げられます。

最後に

以上、ビジネスシーンでの「セグメント」の意味や使い方などについて、いろいろと紹介してきました。

上でも述べたように、「セグメント」はマーケティングの分野では基本的な用語であり、知っていて当前といっても過言ではありません。ですので、例文で挙げたような使い方をしっかり覚えておきましょう。また、「セグメンテーション(セグメント化)」といった言葉も頻出しますので、こちらも一緒に押さえておいてください。

Source: 社会人の教科書

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